これからの季節に着るマリッジコミュ二ケー
ションのユニフォームTｼｬﾂの裏に描く私の
キャッチコピー「愛を紡ぐ 縁結い師」の字
を広島在住の書道家 野地 香織さんに書い
て頂きました。

face book友達ではありましたが一度も面識
のない方です。でも投稿されてるコメントや
作品を拝見して、この人しかいないと直感で
お願いしてみました。

すると、突然の依頼にも関わらず、

心を込めて書かせていただきます

というお返事があり、快くお引き受け頂きま
した。それからしばらくの間、楽しみに待っ
ていました。

昨日 野地さんより

人と人とを結びつけるイメージで、スルスル
と御縁が繋がるイメージで、縁を結ぶ水引の
ような曲線を表現しつつ書いてみました。
柔らかでいて、強さも感じられる書になりま
した。 というコメントと共に

作品の画像データーをはじめて見させてもら
いました。

私の想像をはるかに超えた作品を目の当たり
にして、私は心が震え泣けて泣けて涙があふ
れ出てきました。 何故なら

書が一瞬にして、私の人生で一番苦しかった
結婚相談所を始め頃に、引き戻したからです。

当時、私の会社は広告コンサルをメイン事業
にしていました。ところがリーマンショック
で仕事が激減、先行きが見通せず不安だらけ
の時でした。

娘は大学に通っており、資金的にも家庭崩壊
寸前の危機的状態でした。そんな真っ暗闇の
中のどん底にいた時、 ふと

私の内なる声が聞こえてきたのです。

愛を伝えよ

私は、この言葉に未来を照らす光を見出して
救われました。

そして、自分の本当にしたかったことに気づ
き、結婚相談所をゼロから立ち上げました。

それから、娘は大学を卒業して、ドイツまで
音楽留学、そこで知り合った男性と結婚し、
現在は東京に住んでいます。

私は、あれから15年も結婚相談所を続ける
ことができ、多くの成婚者を送り出すことが
できました。また、良き相談所の仲間たちに
も恵まれました。

どれも、その時には思いもよらぬことばかり
が起きました。

今、思うことは

人は一人では生きていけない、誰かに助け
られ応援されて生きている

諦めずに、少しづつ前を向いて歩いている
と神様が見ていてくれて、ご褒美を下さる

一枚の書が、私の中のこんなにも多くの感
情を呼び覚ましてくれました。恐るべし書
の力。

今回のことで、大好きなこの仕事が私の使
命だと再確認できました。