高野山にて繋がる大切さを体感
2022.09.04
昨日は友人と世界遺産の天空の聖地 高野山に
突然行きたいと思い4年ぶりに登頂してきた。
コロナ感染の影響で、観光客、特に外国人が全く
いなかった。前回は日本人より外国人、特に歴史
好きのヨーロッパの人たちがたくさん訪れていて
賑わっていたので寂しい気がした。
ただし、奥の院 総本山金剛峯寺 根本道場 大
伽藍などを参拝すると、そのスケールの大きさと
荘厳さに圧倒される。
こんな建造物を、どうやって、こんな奥深い高山
に建てることができたのかは、今だによくわかっ
ていないらしい。
私は、ふと、人のつながりと分かち合いの心、
そして輪の思いで、この世界的にも稀有な奇跡の
宗教都市 高野山が誕生したと思えた。
現代は分断の社会で皆が孤立して、生きづらい
時代になっている。
今こそ、人と人とのつながりを大切にすることが
求められていると思った。
来年は、高野山はちょうど開山1250年の記念す
べき年になる。空海と日本人の素晴らしさを再認
識することが必要だ。それを知るために私たちは
引き寄せられたような気がした。