
令和新撰組の躍進と日本型階級社会
2019.07.31
今回の参議院選挙でできたばかりの
令和新撰組が嵐を巻き起こしました。
何故、人々がマスメディアに取り上げ
てもらえなかった新たな政党に注目し
たのでしょうか。
実は、私が最近読んでいる橋本健二
の著書「新.日本の階級社会」という
本にその答えが書かれていました。
豊かな人はより豊かに
貧しい人はより貧しく
日本は格差社会などという
生ぬるい状態ではもはやない!!
すでに日本型階級社会になつている。
●一人親世帯の半数(50.8%)が貧困
●男性の三割が経済的理由から結婚
できない。 ここが一番大切なこと
●中間層は上昇できず子供は下の階級
に転落する社会
●1980年前後から始まった「格差拡大」
は40年近く放置され、もはや「一億総
中流社会」は完全に崩壊している。
こんな日本社会で、この階級社会の課題
を解決してくれる受け皿になる政党がどこ
にも存在していない。
と、この本に書かれていました。発刊され
たのが昨年の1月ですから、まだ令和新
撰組が誕生していなかったのです。
その課題を明確にし、解決していこうとす
る姿勢を如実に見せたのが今回登場した
令和新撰組だったのです。
今までの既存政党にはないSNSを使った
選挙活動。なんと4億円以上の政治活動
費を寄付により短期間に小口でたくさん
集めたのです。
新たな台風の目が、どこまで今の閉塞し
た政治に風穴が開けれるか、注目してい
ます。