最近、遺伝研究の科学者の書いた本を読んで
ます。そこには人の誕生は奇跡であることが
書かれいて感動します。

母親のたった一個の卵子を目指して、数億個
の精子が死に物狂いの競争を勝ち抜いたたっ
た一個が卵子に潜り込み受精します。

はじめは受精卵は一個ですが、母親の胎内に
いるうちにどんどん分かれていきます。

まず魚に似た形になり、次に爬虫類の形に、
やがて哺乳類に近くなって、やがて人間の姿
となってこの世に誕生します。

つまり赤ちゃんは38億年の進化のドラマを経
て誕生してくる歴史の結晶なのです。

だから、誕生したばかりの赤ちゃんはゼロ歳
ではなくて38億歳なのです。

生命というのは本当に尊いものです。

私たちは、この命をつないでいく使命があると
思います。

これだけの大自然が大変なエネルギーと時間
そしてある種の思いによって作られた人間には
今回のコロナを打ち破る知恵があると信じます。