
人の心に忍び込む忍者の会話術
2020.09.17
戦国時代の情報収集に活躍していたのが忍者
です。その情報の正確さに、一国の命運がか
かっていたと言っても過言ではありません。
そのために各地区の大名は、忍者を敵国の領
地に潜入させ情報収集に力を入れていました。
そこで一番重要なのが、その情報の深さと正
確さです。そのために忍者は情報を見極めて
聞き出す恐るべき会話能力を持っていました。
相手の心を自分を鏡として、自分の心を相手
を鏡として映しだす、まさに忍者は相手の心
の中に忍びこむ技を持っていたのです。
また、人相から相手の情報の信ぴょう性を見
ぬくこともできました。一例としては
●目を大きくして語る人は、嘘をいている。
●口元のだらしない人は、精神鍛錬が足りな
いので信用できない。
●口びるをかみしめて話す人は集中している。
さらに、相手の本性を知るために、様々なし
かけもしていました。
●賄賂を渡してみる。
●色仕掛けをしてみる。
●病気の時の態度を見に行く。
などの理性が弱まりそうな時の相手の態度を
見ることまでしていました。
国の命運をかけた忍者の情報収集力は、
人生最大のパト―トナーを見つける時にも多
いに役立つなと思いました。