あなたは結婚に何を与えることができるか?
2020.12.28
ヴィクトール・E・フランクルは、フロイト、
ユング、アドラーに次ぐ「第4の巨頭」と言わ
れる偉人です。
ナチスの強制収容所を生き延びた心理学者で
あり、その時の体験を記した『夜と霧』は、
世界的ベストセラーになっています。
フランクルは人生観のコペルニクス的転換
人生から何を与えてもらうかではなく、
人生に何を与えることができるか
という言葉を残しています。
人間とは生きる意味を「問う存在」なのではく、
人生から「問われている存在」だと主張します。
「問う者」から「問われる者」へ。
そう認識が変容した時、自分のやりたいことを
実現しようとするのではなく、人生とは自分を
越えた何かからの問いに答え続けるプロセスだ
と理解できます。
人生を結婚に置き換えると
結婚から何を与えてもらうかではなく、
結婚に何を与えることができるか
となります。
つまり、結婚によって伴侶に子供に、そして家族
にあなたが何を与えることができるか?
この問いに答えることが、婚活の最大のテーマで
はないでしょうか。