お見合いでお付き合いがはじまった30代後半のカップルがいました。

男性は転勤族で、お顔は少し強面のあまりしゃべらないけど行動的な男性でした。

女性は母親を亡くしており、父親に花嫁姿を早く見せてあげ安心してもらいたいと
思っていました。

彼女は彼が結婚に向けて、親御さんへのあいさつなど具体的にぐいぐい引っ張って
くれる男っぽいとろころに少しずつ惹かれていきました。

ある日彼が彼女をアパートに誘いました。ついて行ってみたら、信じられないような
光景が目の前に広がりました。
なんと2DKの一部屋がゴミ屋敷状態だったのです。

                               ガーン

彼女は頭が真っ白になりました。これで、一般的には交際終了になるのが当たり前だと
思います。

ところが、彼女は違っていました。数日後に、彼女が出した答えは

結婚したら、掃除は私がすればいい     だったのです。

その後、二人は結婚して今は北海道の地でお子さんも誕生して幸せに
暮らしています。

彼女のこの母性的な懸命な決断が、幸せを引寄せたのです。やはり女性は
偉大だなと思った瞬間でした。

                マリッジカウンセラー 脇 光雄