
非婚、少子化でゼロ葬の増加 !?
2021.07.23
毎月送られてくる経済誌の日経トップリーダー
に入っているCDの講演が、築地本願寺 安永
宗務長でした。
その中で、驚いたのが最近 ゼロ葬が増えてい
るという話でした。
ゼロ葬とは、宗教学者の島田裕巳氏が2014年に
出した著書「0葬 あっさり死ぬ」(集英社)の
中で提起した葬法のことです。
具体的には火葬した遺骨を受け取らないまま火
葬場を後にする、つまり“何も持ち帰らない”
という意味でのゼロ葬なのです。
警察や自治体などのニーズを受けて、この葬法
を提供する葬儀社が増えているそうです。
何故、引き取り手不在の遺骨が増えている理由
は?
●身寄りが無く、喪主・遺族が不在
●故意に駅などに忘れていく遺骨を忘れていく
●少子化、離婚率・未婚率の増加、お墓の後継
者問題など様々な要因
●近年「家族」の形が変化して「墓」を代々守
ってきた「家」が少子化などにより継続が困
難になり、墓守の消滅。
などが考えられます。
これも時代の流れで仕方ないというのは、少し
寂しい気持ちになるのは私だけ??