男の存在理由
2018.11.02
またまた米原万里氏の「愛の法則」により
ますと
本来メスだけいれば子供はできるそうで
オスは必要ありません。
ただし、メスの同じ遺伝子のコピーを続け
ていると、どんどん劣化して最後には消え
てしまいます。
さらに、何か転変地異が起きた時に多様
性がないと恐竜が絶滅したように種が滅
んでしまう危険性があります。
そこで、オスは様々な個性的に作られて
いて、メスとかけあわせることで新たな可
能性をもつ子孫を作り出していきます。
しかも男性は、有事の時には先頭に立っ
て戦い多く死ぬので男がたくさん生まれま
す。
女性は種の母体で過去のデーターを蓄
積し、男は未来を切り開くために前に出
ていくという存在なのです。
カビは普段はメスだけですが、外敵が現
れると、その時だけオスが誕生します。
オスの存在理由は
体を張って未来を切り開く
その一点に集約されているようです。
今は、幸いなことに平和な時代なので、女
性がたくさん生まれる時代です。その分男
の本来の目的が見えにくくなっているのか
もしれません。
結婚して家族を守り抜くことは大変なこと
です。そのリスクを取ることで、はじめて
男は自分の存在理由に気づくことができる
のかもしれません。