私は婚活という言葉の誕生で、結婚相談
所をはじめて１１年が経ちました。

この11年間で、私が感じるのは結婚して
いく幸せなカップルを見るのは最高の喜び。

そして、その一方で残念でならないことが
あります。それは

結婚に踏み出せない人や、諦めてしまう
人が何と多いこと

せっかく婚活に踏み出したのに、途中で
挫折して辞めてしまう人が多いことです。

では、いったい何故こんなことが起きるの
か? それには二つの大きな理由があると
私は思っています。

一つ目は婚活が条件だけを優先する椅子
取りゲームになり、やればやるほど疲弊し
孤独になっている。

二つ目は外部からのたくさんの情報に振り
回され、恋愛や結婚に踏み出せない。

ここに大きな問題があります。これをどの
ように解決していけばいいのか?

私は今こそ

競争で孤独になる「婚活」から

愛でつながる「愛活」に

変えていくべき時が来たと思っています。

そのキーワードは「教育」だと考えます。

実は私たちは学校では仕事をするための
人間関係づくり、組織づくり、成功哲学など
は学んできましたが、人間の一番根幹であ
る男女人間関係やコミュニケーションについ
ては、まったく学んできていないのです。

それを知らずに、男女の究極の結婚に向け
ての活動である婚活をするのは、自動車学
校に通わずにいきなり路上運転しているよう
なものです。車に乗り込むのも怖いし、運転
をはじめても途中でブレーキを踏んで止まっ
たり辞めてしまうのは当然です。

急がば回れ!!

これからは、この婚活の前の段階を行うこと
が一番大切だと思っています。それこそが
婚姻数を伸ばす最大のポイントだと信じて
います。