昨日の朝、一本の電話が鳴りました。

「そちらではお相手探してくれるんな」

こういう唐突な電話はだいたい電話
帳を見てかけてきてくれる年配の人が
多いです。

案の定お年を聞くと60代後半。

次にお金の話になり、

一度面談してからでないと当方では
入会いただけません、と言うとほとん
どの人は、検討しますと言って電話を
切ります。

ところが、今回の男性は

「今からすぐに行きます」という返事

おお!! かなり真剣なんだなと思って
お会いすることにしました。

男性は約束通りやって来て

かみさんが今年３月に無くなり寂しい
という話でした。

おおよそのサービス内容と料金説明
が終り、入会には独身証明が必要です。
と伝えると

独身証明か 独身証明ね

そうか独身証明な

とぼやき始めたのであります。

そこで、次に出た言葉に愕然!!

実はかみさんが出て行って帰ってこん
のや、それでここでお相手が見つかっ
たら別れようと思うて来たんや。

えええええっ~~~~

なんちゅうおっさんや

それをはじめに言わんかい!!

そんな人紹介できるわけないので

離婚が成立してから来てください !! と
言ってお帰り頂きました。

そんな嘘をつくような人に奥さんもあい
そつかしたんやなと思いましたね。

それにしてもこの仕事していると色々な
人に会えて面白いやら、なんじゃそれや
ら、泣けるほど感動できたりします。

結婚相談所は様々な人生模様を映し出
す鏡のようです。