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田舎の自動車学校は年寄ばかり2019年06月25日



本日は自動車学校へ講習を受けに行きました。

驚いたのはたくさんの老人たちが校舎から
出て来ていました。おそらく認知試験を終え
た人たちだと思います。

若い人は従業員さんくらいで他は老人だらけ
でした。やはり、田舎は交通の便が悪いので
免許を没収されたら大変なのです。

講習までに時間があり、待合所で座っている
と隣の80歳くらいのおばあさんが話かけて
きてくれました。

新聞をよく読んでいるのか社会情勢に精通し
ており、色々な話で盛り上がりました。

最近の車は便利すぎて逆に怖いの。体が弱っ
とるけんアクセルとブレーキを咄嗟に踏み間
違える。前のミッシュンならエンストして止
まったのにの。

今は一人暮らしの老人ばかり、昔は大家族や
ったから子供の面倒は老人が見とった。保育
所や介護施設が足りんのは核家族が増えすき
だからや。

引き込みりや親殺し子殺しが増えたんは核家
族になって親と子の距離が近すぎて親の威厳
がなしなったからや。

若いか年取ってるかは年齢やないな。人の役
に立っとるか、なつちらんかやの。

年取ったらなんでもよう忘れる。でも嫌なこ
ともわっせるけん、えんかもしれん。


ほんま、ばあちゃんは生きる図書館だと思い
ましたね。

年金では暮らせまへん、貯金2000万円
しとけよ! というような老後を不安にす
るような社会には夢も希望もないですね。

やはり、老人を敬い安心して暮らせるよう
な社会、高齢者が運転しなくても暮らせる
ような社会こそ必要だと田舎の自動車学校
で感じましたね。