香川の結婚相談所はマリッジ・コミュニケーション | Blog

スタッフブログSTAFF BLOG

母親が幼児に見えた来た!?2020年06月19日



今日はおかんの介護―デーでした。本日はか
ねてより制作していた上の入れ歯が完成した
ので歯医者に連れていきました。

丁寧に診てくれる歯医者さんで1回いくと1時
間半くらいかかります。その間、私は待合室
で新聞などを見て待っています。

診察が終わり出てくると綺麗に入れ歯が入っ
たので5歳ほど若返ったような気がしました。





その後、ランチに近くの和食店に行き、さっ
そく入れ歯の調子を試しました。慣れていな
いので少しだけ違和感があるようでしたが、
おいしい! を連発しながら完食しました。

私が幼い頃の母は、何かあるとほうきを持っ
て追いかけ回すおっかない人でした。また、
少し身勝手なところもあり周りを振り回すこ
とがありました。

そんな母親ですが、私が県外の大学へ行きた
いとか、東京で演劇をやりたいとか、結婚し
たいとか、私の人生の節目の時は必ず応援し
てくれました。それだけは未だに不思議で感
謝しています。

あれだけ強引だった母親も今は87歳、少し
痴呆が始まっているので、5分前に話したこ
とは忘れてしまいます。だからその場その場
で生きているのであまり屈託がないようです。

ことあるごとにありがとう、ありがとうと言
うようになりました。歩き方もまるで幼子の
ようにヨロヨロ歩きます。

小さくなり背中の曲がった母親を見ていると
親というよりも幼児といるような感じがして
きます。

"人間は最後には赤ちゃん返りして人の世話に
なりながら終局を迎える" ことを母親が最後に
私に教えてくれているんだと思います。

   私もいずれ行く道なのだと