香川の結婚相談所はマリッジ・コミュニケーション | Blog

昨日のお昼過ぎに一人の女性から電話が
ありました。

彼女の声は受話器に耳を強く当てないと聞
きとれないほど不安で小さなものでした。

ポツリポツリと話し始めた内容は

父親が亡くなってみて、全てのことを誰に
頼ることも相談することもなく葬儀から相
続の手続きをするのが大変だったこと。

そんな時にパートナーがいてくれたらどん
なによかったかと思ったこと。

また、父親に結婚した姿を見せてあげられ
なかったことへの後悔。

母親が自分をそばに置いておきたいという
呪縛の中からなかなか抜け出せないでいる
ことの苦しさ。

さらに、過去に出会った男性とのひどい別
れ方のトラウマがあること。

それらから、自分は親の介護をすることに
だけ目を向けて、あえて結婚や自分の家族
を持つことを封印してきたこと。

父の死によって、本当の自分の気持ちが
吹き出し、自分の家族もちたいと思ってい
ることなどでした。

おそらく彼女は誰にも相談する人がいない
ので、見ず知らずの私に自分の気持ちを
吐露したのだと思います。

私は彼女の話を、ただ聞いていただけです
が、あっという間に１時間ほど経っていま
した。

私は次の面談があったので、、都合がつけ
ば来社してほしいと伝えて電話を置きまし
た。

彼女は、まだまだ話を続けたい様子でした。

誰にも寄り添えない孤独ほど、辛いものは
ないと感じた電話相談でした。